第6回World Oral Cancer Congress of The International Academy of Oral Oncology
2017年5月17(水)~20日(土)に第6回World Oral Cancer Congress of The International Academy of Oral Oncology:IAOO(国際口腔癌会議)がインドのバンガロールで開催されセンター長梅田教授、口腔腫瘍治療学の柳本講師、鳴瀬助教とともに参加し、放射線後の多発う蝕予防に関して発表してきました。バンガロールはきれいな所で一見の価値があるという医局の留学生のガジさんの一言に感化され演題を登録してしまいました。前回のバリの学会ではポスター登録のはずが何故か口演になるという経験をしたため、今回も学会場でE-POSTERの登録確認をするまではドキドキしていましたが、間違いなくポスター発表でした。発表は2日目の19時~20時という遅い時間でした。参加者が複数のモニターで自由に閲覧するスタイルでしたので、いつ・どこの国の参加者から質問されるのかわからず緊張していましたが、難しい質問もなく無事終了しました(内心ホッとしました)。インド開催ということもありアジア系の参加者が多かったように感じます。やはり癌系の学会なので手術や治療法に関しては理解の及ばない内容もありましたが、がん支持療法である周術期口腔機能管理を行っていく上では非常に勉強になり刺激を受けました。
バンガロールは「インドのシリコンバレー」と言われるようにITの都市のイメージがあります。急速に成長を遂げているため、多くのビジネスビルが立ち並ぶすぐ横ではスラム街があるといった様々なものが混在している都市でした。また町中のいたる所に人が溢れかえっており活気がみなぎっていました。
帰路では、トランジットのシンガポールで時間があったので、少しだけ観光を楽しみました。夜景が綺麗で美味し夕食もいただきました。